和門なかむら 東大阪の着物屋さん

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2012年05月02日(水曜)
昨日は定休日ということで、天満天神繁昌亭(大阪市北区)昼席に寄せていただきました。もともと落語や演芸は大好きですが、本年1月に「若江岩田☆わもん寄席」を開催したことで落語家さんとのお付き合いも増え、寄席に足を運ぶ機会も多くなりました。先日の「笑福亭鶴二繁昌亭大賞受賞祝賀会」で笑福亭鉄瓶さん(しょうふくていてっぺい/鶴瓶師匠の12番目のお弟子さん)と知り合い、とても感じのいい方だったのでたちまちファンになってしまいました。その鉄瓶さんが出演されると聞き今回足を運んだ次第です。この日の内容は次の通りです。笑福亭鉄瓶「道具屋」、桂吉坊「つる」、笑福亭仁福「寝床」、シンデレラエキスプレス(漫才)、桂文華「打飼盗人」、桂春團治「野崎詣り」、旭堂南陵「(講談)鯛を捜せ」、桂米輔「始末の極意」、桂出丸「替り目」、桂春之輔「蛸芝居」 <敬称略>。簡単に感想を申しますと、この日は大看板・春團治師匠ご出演という特別な日。春團治師匠登場と同時に「三代目!」とかの掛け声も飛び交いいつも以上に華やいだ雰囲気を感じました。トップバッターの鉄瓶さんも好感の持てる落語で、ますます応援したくなりましたね。終演後出口付近に行くとその鉄瓶さんがいらっしゃって、お願いして写真を撮らせていただきました。落語だけでなくドラマで俳優の仕事もしておられ、今後も多方面での活躍が予想される鉄瓶さん。これからも目がはなせません。

天満天神繁昌亭本日の公演

笑福亭鉄瓶さん



2012年05月01日(火曜)
私どもは和装小物にチカラを注いでいる着物屋です。毎月たくさんの和装小物を仕入れますが、店舗を構えている以上見せ方にも気を配っています。画像は京都でもトップクラスの和装小物製造元の社内で、こちらのディスプレーをいつも参考にさせてもらっています。ディスプレーの技術を磨くのも並大抵ではありませんが、そのあたりは楽しみながら取り組んでいます。(当たり前ですが、和装小物だけではなく着物もいろんな意味で頑張っています。)

画像は夏の和装小物ディスプレー。



2012年04月29日(日曜)

画像は辻が花文様西陣織袋帯

辻が花文様西陣織袋帯です。価格はお仕立て上げて62,790円(税込)。文様が「辻が花」ということで格調が高く、訪問着や振袖などの染め着物に最適。いろいろな色が入っているのでコーディネイトしやすい帯だと言えるでしょう。豪華な意匠が印象的。詳細についてはメールでお尋ねください。よろしければどうぞ!(このシリーズ当店ではよく売れてます。)
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2012年04月27日(金曜)
先日京都でお客様と聞香体験をしてきました。場所は薫玉堂さん(西本願寺前)。最初にお香についての講義を伺ってからお座敷にて「三種香体験」という流れでした。「三種香」とは要するに匂い当てのゲームで、香炉が1つずつ3回自分の所にまわってきます。それを鼻先まで持ってきて香りを聞き分けるのです(「嗅ぐ」とは言わず「聞く」と言うそうです)。どの香炉とどの香炉の香りが同じなのか(あるいは3つとも同じなのか、はたまた3つとも違うのか)、答えは5パターン( 画像の香之図をご覧ください!)しかありませんが、それを当てるという雅なお遊びです。結果を申しますと僕はハズレました。どれも似た香りなので素人には聞き分けるのがなかなか難しいなぁというのが正直な感想。興味のある方は一度行ってみてください。

画像は三種香の香之図。

こちらは三種香のお道具です。



2012年04月26日(木曜)
昨日は終日仕入れで京都でした。立ち寄ったのが某織屋さん。お願いして製造工程を見学させていただきました。室温もそれなりに高く織機の音は騒がしい。そのような中織機を操る職人さんは真剣な眼差しで仕事に励んでおられました。すぐ「お邪魔をしては申し訳ない」との気持ちが働き肝心なことだけ織屋の社長様に伺い早々に商談ルームに移動しました。仕入れは大変です。しかし物づくりに携わっている方との語らいがあるので大好きです。これが僕の商売における原動力だと言っても過言ではありません。「明日も頑張ろう!!」という気にさせてくれるのです。

画像は織物を生産してるところです。



2012年04月24日(火曜)
先日の「笑福亭鶴二繁昌亭大賞受賞祝賀会」終了後に二次会が開催されました。店名と詳しい場所はちょっと言えませんが有名芸能人が極秘でパーティや打ち上げをする為のお店で、庶民代表の僕はこういったことでもなければ一生立ち入ることは出来ないでしょう。いろんな話題で盛り上がりアルコールもどんどん飲めば、芸人さんは持ち前のサービス精神をおもいきり発揮されます。画像は、桂文福師匠、笑福亭鶴二師匠、笑福亭生寿さんのおもしろ三人衆がみんなの前で “ なぞかけ ” をされてる様子です。お客さんにお題を貰って瞬時にオチを考えなぞかけを発表される。どれもおもしろい!本当に芸人さんて凄い人達だなと再認識させていただきました。

画像は桂文福師匠、笑福亭鶴二師匠、笑福亭生寿さんのお三方



2012年04月23日(月曜)
4月16日(月曜)はじめて繁昌亭の昼席に寄せていただいた。前売り料金で2,000円。連日13時から16時過ぎまで上演。内容盛りだくさん。( 豪華な顔ぶれでした!出演は桂咲之輔、桂吉坊、笑福亭仁勇、春野恵子[浪曲]、桂文三、笑福亭呂鶴、レツゴー長作[漫談]、桂吉弥、桂歌之助、桂きん枝の順 <敬称略>。浪曲&漫談以外は全て落語。)終演後は芸人さんが出口に並んでお見送り。本当に大満足でした!画像は帰り際に頂戴した大入り袋。中には100円入ってました。頂戴するとやっぱり嬉しいですね!

画像:繁昌亭の大入り袋&100円玉



2012年04月22日(日曜)

振袖姿のお嬢様

本日着付けを担当させていただいたお嬢様です。伺うと本日ご婚約とのこと。幸せの絶頂です。着付けを終えると同時ぐらいに店の前に婚約者の男性がいらっしゃった。すぐ店内に入ってこられ彼女の着物姿にうっとり!そしておふたりでお帰りになりました。末ながく幸せにお過ごしください。



2012年04月20日(金曜)
画像は「笑福亭鶴二繁昌亭大賞受賞祝賀会」で挨拶をされてる笑福亭鶴二師匠です。この日はご親族だけなく鶴二師匠を慕う若手落語家さんや鶴二師匠のファンの皆様(その中の一人が僕です)など総勢79名が大集合!!鶴二師匠の芸とお人柄がこれだけ多くの人達を引き寄せるのでしょう。




2012年04月13日(金曜)
茶道(表千家)を教わっている稲川先生が、「そろそろ中村君も上のお稽古しましょう〜」とおっしゃたので、昨日から従来のお稽古に加えて「入門」「習い事」に取り組んでいます。それにともなって、こちらの出し袱紗(だしふくさ)を買い求めました。文様は『 惺斎好 独楽つなぎ壺々 』。解説は次の通りです。「この裂は表千家十二世惺斎宗匠お好みとして伝えられる裂です。文様は独楽つなぎ文様を全面に配し壺々を散らした意匠となっています。壺々は、三千家家元の宗旦が伏見稲荷を信仰していたので初午の土産であった田宝を紋にしたと言われています」。こういった優れた文様に触れる度に染織の世界の奥深さを思い知らされます。もっともっと勉強せねばなりません。