<2>「丸染め(仕立てたままの染め替え)」と「本格的な染め替え」
(1)大好評です!丸染め
丸染めとは、仕立てたまま無地染めをする画期的な技法です。(胴裏や八掛も染まります)
◎ 丸染め前払い料金( 振袖 ) ⇒ 50,000円(税別)
◎ 丸染め前払い料金( 着物&コートや羽織等 ) ⇒ 40,000円(税別)
◎ 丸染め前払い料金(長襦袢)⇒ 40,000円(税別)
※ 丸染めのサンプル画像をご覧になりたい方はクリックしてください。
※ 前払い料金とは、納品時ではなく「お申込時に」全額お支払いいただくことです。
※丸染めに関する“大切なお話”です。
最近、有り難いことに「ネットで和門さんのホームページ拝見しました。丸染めについて興味があります。教えて下さい!」とのお問い合わせを多数頂戴するようになりました。しかしながら、そのほとんどがご遠方からのお問い合わせで、「和門さんの店舗に足を運んで、意向を直接お伝えすることは出来ません」とおっしゃいます。
誠に心苦しいのですが、2009年10月19日(月)から、そういった直接面談を省略した丸染め等染め替えのご依頼やご相談は辞退させていただこうとの結論に至りました。何故なら、トラブルを抱えた着物等を直に見ておかないと、染めた後にスレ(生地の損傷)によって発色異常が発生する場合や、極端に縫い糸が弱っている為丸染めできない場合があります。そのあたりを見極めたいのです。染めたサンプル品も直にご覧いただきたいし、お好きな色を伺うと同時にお薦めの色をご提案しなければなりません。染める色を確定させる際には、色見本帳を活用し具体的に話を進めます。丸染めの注意点もお話しなければなりません。場合によっては、私どもから京都で染色に携わる専門家に尋ねるケースも出て参ります。染め替えは、そんな綿密な打ち合わせの上に成り立っているのです。
少ない打ち合わせしか出来ていない状況で大切な着物を染め替えることに不安があり、お断りしたほうが逆に誠実ではないかと発想しました。私どもは、「染め替えして本当によかった!」と喜んでいただきたいと切に願っています。勝手を申しますが、何卒ご理解願います。
<丸染めの注意点>
※ 丸染めのよいところ⇒とにかく価格が安いところ。それにつきます。
※ 丸染めのよくないところ⇒代表的なものは下記の3点です。
(A)丸染め後に裄を出そうと思っても、縫い込み部分が全く、或いはほとんど染っていません。そういう時は先に裄を出してから丸染めをします。(縫込部分に関して全て同様です)
(B)「表地」「八掛」「胴裏」という、収縮率の違う生地を縫った状態で染めるのですからいくらかお仕立て(縫い糸)が変になります。紬の着物なのに紬の八掛を使っていないケースが多く、そういう品物を丸染めすると収縮率の違いがまともに出てきます。
(C)丸染めしたことでスレが発生し別途料金を請求させていただくケースがまれにあります。スレ直しをするしないの判断は選択できますのでご安心ください。
(D)丸染め後にシミが発生するなどの現象が稀に起こります。調べてみるとお客様が何かを付着させておられ、その影響でシミが浮き上がってきているのですが、このように予測できない事態が発生する可能性があるということだけはご了解ください。仮にそうなったとしても丸染め代の返金はありません。そちらについてもご了承願います。
<丸染めについての総評>
ほどいて反物の状態に戻して洗い張り。それから染めて仕立てる。これが基本形で一番仕上がりがきれいです。「丸染め」はそれの簡略バージョンですから、値段が安い分当然完成度は基本形より落ちます。そのあたりをご了解いただいた上でご判断いただきたいのです。
しかしながら、当店の女将は派手になった着物を丸染めし喜んで着ておりますから、その方の考え方次第。サンプルが当店にありますので、それを見てからお決めください。
(2)本格的な染め替え
丸染めと違い、ちゃんと洗い張りしてから染めてお仕立しました。
これなら、仕立てもきれいに仕上がります。
(よくご覧ください。地色だけでなく朱色部分も落ち着いた色に染め替えてみました。)
丸染めとは、仕立てたまま無地染めをする画期的な技法です。(胴裏や八掛も染まります)
◎ 丸染め前払い料金( 振袖 ) ⇒ 50,000円(税別)
◎ 丸染め前払い料金( 着物&コートや羽織等 ) ⇒ 40,000円(税別)
◎ 丸染め前払い料金(長襦袢)⇒ 40,000円(税別)
※ 丸染めのサンプル画像をご覧になりたい方はクリックしてください。
※ 前払い料金とは、納品時ではなく「お申込時に」全額お支払いいただくことです。
※丸染めに関する“大切なお話”です。
最近、有り難いことに「ネットで和門さんのホームページ拝見しました。丸染めについて興味があります。教えて下さい!」とのお問い合わせを多数頂戴するようになりました。しかしながら、そのほとんどがご遠方からのお問い合わせで、「和門さんの店舗に足を運んで、意向を直接お伝えすることは出来ません」とおっしゃいます。
誠に心苦しいのですが、2009年10月19日(月)から、そういった直接面談を省略した丸染め等染め替えのご依頼やご相談は辞退させていただこうとの結論に至りました。何故なら、トラブルを抱えた着物等を直に見ておかないと、染めた後にスレ(生地の損傷)によって発色異常が発生する場合や、極端に縫い糸が弱っている為丸染めできない場合があります。そのあたりを見極めたいのです。染めたサンプル品も直にご覧いただきたいし、お好きな色を伺うと同時にお薦めの色をご提案しなければなりません。染める色を確定させる際には、色見本帳を活用し具体的に話を進めます。丸染めの注意点もお話しなければなりません。場合によっては、私どもから京都で染色に携わる専門家に尋ねるケースも出て参ります。染め替えは、そんな綿密な打ち合わせの上に成り立っているのです。
少ない打ち合わせしか出来ていない状況で大切な着物を染め替えることに不安があり、お断りしたほうが逆に誠実ではないかと発想しました。私どもは、「染め替えして本当によかった!」と喜んでいただきたいと切に願っています。勝手を申しますが、何卒ご理解願います。
<丸染めの注意点>
※ 丸染めのよいところ⇒とにかく価格が安いところ。それにつきます。
※ 丸染めのよくないところ⇒代表的なものは下記の3点です。
(A)丸染め後に裄を出そうと思っても、縫い込み部分が全く、或いはほとんど染っていません。そういう時は先に裄を出してから丸染めをします。(縫込部分に関して全て同様です)
(B)「表地」「八掛」「胴裏」という、収縮率の違う生地を縫った状態で染めるのですからいくらかお仕立て(縫い糸)が変になります。紬の着物なのに紬の八掛を使っていないケースが多く、そういう品物を丸染めすると収縮率の違いがまともに出てきます。
(C)丸染めしたことでスレが発生し別途料金を請求させていただくケースがまれにあります。スレ直しをするしないの判断は選択できますのでご安心ください。
(D)丸染め後にシミが発生するなどの現象が稀に起こります。調べてみるとお客様が何かを付着させておられ、その影響でシミが浮き上がってきているのですが、このように予測できない事態が発生する可能性があるということだけはご了解ください。仮にそうなったとしても丸染め代の返金はありません。そちらについてもご了承願います。
<丸染めについての総評>
ほどいて反物の状態に戻して洗い張り。それから染めて仕立てる。これが基本形で一番仕上がりがきれいです。「丸染め」はそれの簡略バージョンですから、値段が安い分当然完成度は基本形より落ちます。そのあたりをご了解いただいた上でご判断いただきたいのです。
しかしながら、当店の女将は派手になった着物を丸染めし喜んで着ておりますから、その方の考え方次第。サンプルが当店にありますので、それを見てからお決めください。
(2)本格的な染め替え
丸染めと違い、ちゃんと洗い張りしてから染めてお仕立しました。
これなら、仕立てもきれいに仕上がります。
(よくご覧ください。地色だけでなく朱色部分も落ち着いた色に染め替えてみました。)